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発酵ブログ 味噌是日々研究

味噌是日々研究

「みその塩分」

2013年02月26日 - みその科学と健康

 

「みそは好きなんだけど塩分が・・・」というお言葉をいただくことがあります。

 

お店で売られている普通のみその塩分は10.5~12%位です。みそ汁は普通10倍程度に薄めますので汁の塩分濃度は1%前後となり、さらに具が入りますのでお椀1杯(およそ150ml)あたりの食塩摂取量は1.5g以下ということになります。

 

塩分の高そうな食品を挙げてもらうと、みそがきっと上位にくると思いますが、みそ汁として考えるとその塩分量は特別高いことはありません。むしろ、みそ汁ならば四季折々の野菜が具として入りますから、手軽に多くの野菜を摂取できるというメリットをお伝えできればと考えています。

 

また、共立女子大学の上原誉志夫教授の研究によるラット(Dahl食塩感受性ラット)を使った実験によりますと、0.9%食塩水、1.3%食塩水とみそ汁(塩濃度1.3%)をラットに与え血圧上昇を比較したところ、みそ汁摂取区では0.9%食塩水を与えた場合の血圧上昇にとどまり、3割の減塩効果があることが報告されており、みそには食塩吸収を抑制するか食塩感受性血圧上昇を阻害する成分が含まれていることが示唆されています。

 

参考資料:『みそ知り博士のQ&A50』みそ健康づくり委員会

Japanese traditional miso soup attenuates salt-induced hypertension and its organ damage in Dahl salt-sensitive rats. Nutrition. 2012 28:924-31

五訂増補 日本食品標準成分表